菅首相の幸運はいつまで続く? 菅首相が誕生しました。安倍政権を継承する形になりましたが、首相に選ばれたのは、菅氏にとってベストのタイミングでした。前回述べたように、四柱推命の命式で水の方合(亥子丑)を持つ上に、年運として庚子として回ってきたことがさらに同氏の運勢を強めています。問題は、この幸運がいつまで続くかということです。通常で考えれば2022年2月4日から寅年となりますので、それまでの1年半は安心となりますが、この間の実績が評価されれば、さらにその先までも考えられるでしょう。

では、菅氏の不安要素を挙げてみましょう。まず、安倍氏の姓名判断でも述べましたが、菅氏の人格27画は「批難運」です。この数は、最初は人気が出て期待感が生れますが、じきに「期待外れ」で失望感に変わり「批難」される結果となるケースが多いようです。また、総格38画は「非頭領運」で、トップに立ってはいけない数とされています。ナンバー2ぐらいのポストでトップを支える立場が適役で、官房長官が最も相応しい役職だったかもしれません。気弱な面が表面化したときに、首相というポストが重荷になってくるのではないでしょうか。焦って強引にやろうとすると、さらに批難運が待っています。もう一つ、四柱推命でみると、菅氏は「火の気」が弱い可能性があります。菅氏の生誕時刻が不明なので正確なことは分かりませんが、同氏は顔の表情に変化が少なく、弁舌に苦労されているところをみると、どうやら五行の火(丙・丁)である食傷星がないことが想定できます。食傷星は表現力を表し、不及(ふきゅう:1個も星がない)の場合は、ことばが正確に相手に伝わらず、誤解を与えてしまう傾向があります。そして、火は五行では心臓を表します。とくに冬季の水の気が強くなるこれからは、心臓疾患に注意が必要です。(つづく)
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